マイコンDIY: バッテリー

バッテリー


以前「まわしてチャージ充電丸」というバッテリー内蔵(12V/7.2Ah)のコンパクトで機能豊富な"足回し"発電機を持っていた。DCジャック用の3/4.5/5/6/9/12V端子、5VのUSB-A端子、100WのAC100Vコンセント、さらに二段切替の白色LEDライトなど緊急用の電源と灯りとしては優れものだった。ところが或る日突然その「まわしてチャージ充電丸」が充電がされなくなってしまった。愚かな吾輩は原因はバッテリーだろうと考えて、代替可能と思えるバッテリーを買って取替えたのだがだめだった。それやこれやで数個のバッテリーがたまったのだが、一番大きな12V/26hのバッテリーはソーラーパネルで使うために購入したもの。




 また手術台に上がる基板。


     before

     after


 電源オフの時に入力端子から電流が回り込む場合、大抵はその入力端子をプルダウンすればいいそうなのだが、今回の場合はデジタル値の入力ではなく、アナログ値をAD変換するものなのでできない。仕方がないので、オペアンプICを追加し、ボルテージフォロアにしてそれを介して入力することにした。
 このオペアンプを追加した場所はIO端子が不足した時にIOエクスパンダのMCP23008を追加してIOの数を補おうと思っていた所。まだ多少の空きが残っているので大丈夫かもしれないが。

     before

 オペアンプICを取り付ける前に、そのソケットのICの入力と出力を短絡しこれまでと同じ状況を作り出す。右側の12.6Vと表示されているDC-DCコンバータから抵抗分圧によって約2V少々の電圧がそこにはかかっていて、マイコンのAD変換端子に繋がっている。マイコンの3.3Vの電源ラインは電源が入っていないのに0.5Vの電圧が生じている。

     after

 今度はソケットにオペアンプのNJM2902Nを取り付けて電源が入っていないマイコンの3.3Vラインを計測。電圧が生じていないことがわかる。

 上のDC-DCコンバータは疑似バッテリーで、バッテリーの様々な電圧状況を作り出すために仮設している。バッテリーの電圧を任意のものにするには大変なので…。それでマイコンにその状況に応じた処理をさせるプログラムを組む。バッテリーは三つなので実際にはDC-DCコンバータはもう一つ必要。


 先に”真の情報”と書いたが、C言語などのプログラムにはIF文などの条件分岐命令で「真」(TRUE)と「偽」(FALSE)というものがあり、それによってその後の処理を変える。
 報道というのは、たとえば霞が関の役所が何か発表した時に、それが真か偽か(本当なのか、あるいは正しいのか、何か裏はないのか、など)を見定める、少なくともその確認の作業をするものである。その作業がテクニカル的に難しいか否かは別にして、theory and practice はとてもシンプルなものである。記者にその物事を判断する力量がないのならば、その分野の専門家か長年その問題に携わっている人に意見を求める、もし意見が分かれるようなら両者の意見を載せる、それで読者、あるいは視聴者がおこなう判断の材料を提供する。…
 もっとも、どうでもいいことをとやかく取り上げても仕方がないので、その物事が人々にとって重要なものかどうかを見分ける力はある程度必要だ。
 現在の記者クラブ制度は、上記のその問題になる事柄に詳しいフリーのジャーナリストや市民運動家などを締め出すもので、もともと問題になるものを解決しようという気などないことがわかる。
 新聞社OBの一人は新聞の記事の70%が「官報」であると言っている。役所が出したものをそのまま載せているだけだ、と。こういうのは報道とは言わないだろう。
 最近の報道を考えると、多くの場合、読者、視聴者が新聞、テレビの言っていることを「真なのか?偽なのか」と、その報道主体自体を疑っているふうにも思える。
 (続く)





 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。