マイコンDIY: 冬日

冬日



 午後3時過ぎの状態。

 改めて見てみると流石にちょっときびしい、という感じ。30Wのソーラーパネルだけど、10Wくらいのものになってしまっているのかもしれない。
 

 これはバッテリーセレクトコントローラからの情報で、Sunshine hoursは日照時間、Current timeは現在の時刻。Sunshine hoursは気象庁の一年の日の出、日の入り時刻の表から月毎のだいたいの時刻を決定して取り入れている。この時間以外の時間は、つまり日が当たらず充電ができない時間はA、B、Cと三つあるバッテリーのうち、『充電をする』バッテリーをAバッテリーに固定している。
 Aバッテリーはリレーが全てOFFの状態の時にアクティブ(選択される)になる。ソーラーパネルに日が当たっていず、充電電力が発生していない時は、バッテリーセレクトコントローラの消費する電力が一番少ないこの「Aバッテリー選択」の状態にするしかない。AバッテリーよりもBバッテリー、もしくはCバッテリーのほうが電圧が低かったとしても、日が当たっていなくてソーラーパネルからの充電はできない状態なのだから、リレーを駆動させてBバッテリーやCバッテリーをソーラーパネルのほうに繋いでも意味がないばかりか、選択駆動リレーなどの消費電流で余計な電力を使うだけだから。
 Solar Current Timeはそのバッテリーが今回充電の対象となってからの経過時間。Total Timeはこれまでのそれぞれのバッテリーの充電時間。とはいえ、Sunshine hours以外の時間は上に書いたように、充電は行われていないのだから、それを差し引く必要がある。また、Sunshine hoursの時間内であっても曇天や薄明で、充電電圧が発生していない時間もあるかもしれない。この辺はソーラーパネルの電圧を測ることで判断可能なのだろうけど、今回はそれを行っていない。
 Cバッテリーはバッテリーセレクトコントローラに電力を供給しているバッテリーで、偶然Bバッテリーと充電時間は一緒だが、バッテリーセレクトコントローラで消費している分電圧が低くなっているのだと思われる。
 ちなみに、これらのデータは2日前に電流を計測するため一旦バッテリーセレクトコントローラの電源を落としているので、この2日間だけのデータということになる。
 Solar Queueは充電の待ち行列。本来は電圧値が低いバッテリーから上位になるようになっているが、現在はSunshine hours以外の時間なので電圧が一番高いAバッテリーが一番になっている。Sunshine hoursの時間になれば、自動的に次のCバッテリーが上位になり、充電対象になるようになっている。
 ”Current 12.7V”は現在のAバッテリーの電圧。 [A]*12.7V [B]*12.6V [C]*12.0Vの「*」はAバッテリーが選択された時点でのそれぞれのバッテリーの電圧という意味。”Change 4”は2日で4回充電対象が変わったということ。
 Cバッテリーは充電の途中で日が暮れてしまったということだと思う。

 ともあれ、今の時期だとソーラーパネルの出力がちょっと問題のようだ。




 

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